細野晴臣ツアーへ

img_6128三連休の最後の日、細野晴臣ツアーへ、京都の老舗ライブハウス 磔磔まで。

京都でツアーがあるよと、昔からの友達の一言に、行きたい!と反応したのがこの春。

祇園祭の頃、久しぶりに訪れる京都は夕立の通り過ぎた後だった。

磔磔へは、20年ほど前に一度行ったことがあった。京都の中心、四条仏光寺近くに位置する、蔵を使ったライブハウス。
細野さんのことは、私が小さな頃、テレビで知った。あの頃、YMOは何もかも衝撃だった。
何かの一文で、まるで今のピコ太郎のような人気とあったけれど。まさにそのような。

訳も分からず、ただカッコいいなぁと思っていた。

10代の頃から細野さんの楽曲には、あれこれと触れてきたのだけれど。

何故しっかりと聴いていなかったが、不思議。

今思えば受け止める力がなかったということか。聞いてよく分かりやすい、歌詞やメロディーラインに惹かれた頃だった。
その日の磔磔でのライブは、ジャンルもごちゃ混ぜ、それを細野さんの温かい声がまとめる。

彼が好きな音楽、その世界ごと、彼というフィルターを通して堪能したようだった。

気楽かつ贅沢な時間。

飄々とした語り口、70歳を迎え引退するつもりが、またツアーに出たという。

会場出口では、秋のツアーのチケット予約が始まっていた。
ライブに一緒に行った友達と、帰り道、居酒屋に。

カウンター席、やけに威勢のいい声が聞こえる中で、1年ぶりに会った友達と様々な話をした。
彼女とは、昨夏、ベネッセミュージアムでの森山未來さんのパフォーマンスを観に行って以来に会う。

https://saoriina.com/2016/10/09/in-a-silent-way/
心やさしく共感性の高い彼女と私とは、全く違う性質だけれど。

良質のものが好き、という傾向は昔から同じ。

音楽、アート、彼女はそれを暮らしの中に生かしていて、いつも琴線に響くものを教えてくれる。
人の声で賑やかな居酒屋で、この一年の様々な、こころにあることを言葉にしあった。

興味あること、感じたこと。

今日の細野さんの音楽を聴いて、「好きなことだけをやっていく」ということが心に残っていた。

好きになったもののルーツを探り、自らもそれを楽しみ、またつくりだすものに誰かが心動かされ…

世代も時代も軽々と越えて、今の私に届いた音楽。